点・線・面・わたし

あるところに、点がありました。

もうひとあるところに、点がありました。

つなげてみたら

線が出来ました。

 

そんな具合で

もうひとあるところに、線がありました。

もうひとあるところにも、線がありました。

先ほどできた線と、線と、線の端っこを

つなげてみたら

面が出来ました。

 

点と点とが繋がって線ができ 線と線とが集まって面ができ

面と面とが集まって「わたし」の表面ができ 「わたし」という塊ができました。

 

そこに時間が合わさって

今こうして私は考えています。

自分の表面について。

 

 

あるところに、点がありました。

すべてはそこから始まりました。