23日 4月 2016 sava 世界の終わりと始まりが 湖面に写るとき 2羽の水鳥は何事もなかったようにダンスする ばたついた水滴が滴る先は 青く正しい 方眼紙 光の屈折に惑わされて 大きく過信した湖底の砂利たちは 空が同心円にたなびくのを 光悦に酔いしれて 我が身の存在を疑わない さて、彼らは愚か あるいは否か どちらでもあり、どちらでもないと わたしは答えよう 全知は方眼紙の中に 浸してみるのも良いだろう tagPlaceholderカテゴリ: text