吹いてもいいし
吹かなくてもいいし
歩いてもいいし
歩かなくてもよかった
でも
私はしゃぼん玉を吹くことを
いろんな理由をつけてやめれなかったし
歩くこともやめなかった
それで
今年で9回目になった
きっかけは2011年の3月11日
同じ年の5月に福島に行って
混乱を見た
よく知らない土地で
私には何もできないことを知って帰った
自分の足元をまず見よう と思った
混乱はなかったか?
いや、あった
それで、翌年
普通なら電車に乗る道を
歩いてみることにした
ただ歩いても普通だから
しゃぼん玉を吹いて歩いてみた
天まで届くように
それが始まりだった
結局、8回 歩いた
今年、9回目を歩く
歩いた翌日から、10年目に入る
何か 変わりましたか
何が 変わりましたか
今年、明らかに
知ってくれる人が増える(だろう)
一緒に吹いて歩いてくれる人も
明らかに
増えている
私は聞いてみたい
なぜあなたは吹くのですか
あなたが歩く理由はなんですか
そのとき何が見えるのですか
一人一人のその答えの集合が
この世界を作り上げていると思うから
私は今年、聞いてみたい
吹いてもいいし
吹かなくてもいいし
歩いてもいいし
歩かなくても いい
その選択をしたのは
なぜですか
と。
二〇二〇年二月 三木麻郁
今年、三木麻郁は渋谷から上野まで歩き、その様子を #soapbubbles2020のハッシュタグをつけて各SNSにポストします。
Twitter (@maaya3trees)
Facebookイベントページ(3月11日に、しゃぼん玉を吹きながら歩いて家に帰る)
をフォローしてみてください。
同行者を歓迎しています。途中離脱可能です。
一緒に歩いてみたいと思う方は、こちらから、参加のお申し込みをお願いいたします。
また実際に歩かずとも、その時にいるその場所からしゃぼん玉を吹いて、このアクションにご参加ください。
その様子を#soapbubbles2020のハッシュタグをつけて、Twitter、Instagram、Facebookに投稿してください。
当日は、無料でしゃぼん玉が吹ける場所「しゃぼん玉ステーション」が設けられます。
詳細は本ページに随時掲載されます。
本活動は、オリジナルノベルティの販売の収益に支えられています。
大幅な収益が得られた場合は、福島の若い人たちを支援するために寄付する予定です。
皆様のご協力をお願いいたします。
詳細・ご購入は下記のネットショップをご確認ください。
Founding for 311 soapbubbles project
https://311soapbubbles.stores.jp/
[ 関連イベント情報 ]
3月11日にしゃぼん玉を吹きながら、歩いて家に帰る2020
三木麻郁との同行を歓迎いたします。
集合場所:渋谷モヤイ像前
出発時刻:19:00
目的地:上野恩賜公園
要申し込み:URL(開設次第随時発表します)
アクションは2012年から始まった。今年で9回目となる。
年に1日、しゃぼん玉で溢れる日が作れたら。
そんな想いで始まったが、現在は過去の震災を語る場として育ち、機能しつつある。
きたる3月11日に向け、本作の軌跡を振り返る。(三木麻郁)
日時:2020年2月28日(金)‐3月8日(日)11:00-21:00
会場:渋谷キューズ(渋谷スクランブルスクエア15F)
三木麻郁×四方幸子トーク −10年という場所から、できた道を振り返る
2012年3月11日から毎年始まった「しゃぼん玉を吹きながら、歩いて家に帰る」。
企画者の手を離れ、現在では様々な形で街中でしゃぼん玉が吹かれるようになってきている。
震災で被った私たちの傷はそれぞれ個人の大事な記憶であり、苦しみは大きさや質で測れるようなものではない。
このプロジェクトを続けていると、彼らの何気ない語りを、ぽつり、ぽつりと、聞くことがある。
本人の生の声を通して聴くその語りは、本当に貴重な経験を共有していただいているのだと、毎度心が揺れ動く。
このしゃぼん玉を用いたプロジェクトが、そうした場を有機的にもたらしている。
時が経過したからこそ、語れる言葉、新たな視点が芽生えていることを実感している。
私の知らない場所で、しゃぼん玉と共に語られた言葉もあっただろう。
2012年からこの歩みを見守っていた四方幸子氏をお迎えして、今一度軌跡を振り返り、共有する場を持ちたいと企画した。
考えたくはないが、大きな災害はこれからも起こり得るだろう。
私たちは、どのようにしてその傷と向き合い、未来に語り残して行けば良いのだろうか。
そのための一つの社会実験としても、しゃぼん玉のプロジェクトは機能しているように思う。
(三木麻郁)
3月28日(土) 16:00~17:00
桑原商店(東京都品川区西五反田2丁目29−2)
参加費用: 1,000- (ワンドリンク付)
お申し込み:http://soapbubbles2020.peatix.com
登壇者:四方幸子(Yukiko Shikata)
インディペンデント・キュレーター。多摩美術大学・東京造形大学客員教授
[ しゃぼん玉ステーション ]
・和菓子薫風
〒113-0022 東京都文京区千駄木2丁目24−5
・五本木食LABO
東京都目黒区五本木2-15-12 ウオツネビル1階
https://www.facebook.com/groups/2426607790733956/
・BLACWELL COFFEE
〒1800004 武蔵野市吉祥寺本町3-3-10
tel 0422-27-1481
Twitter @blackwellcoffee
・ミテモの純喫茶堀のコーナー
東京都中央区日本橋小伝馬町14-9 小伝馬ファインビル 6階
https://www.mitemo.co.jp/
・桑原商店
〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目29−2
・松陰PLAT
〒154-0017 東京都世田谷区世田谷4丁目13−20
https://shoinplat.com/
・COUZT CAFE + SHOP
〒110-0001 東京都台東区谷中2丁目1−11
http://www.couzt.com/
・あめ細工吉原 千駄木本店
〒113-0022 東京都文京区千駄木1丁目23−5 巴ビル 1F
[チラシ設置場所]
・good sleep baker
〒154-0017 東京都世田谷区世田谷4丁目13−20
・HATSU 鎌倉 地域とつながる起業支援拠点
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/hatsu/
〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町1丁目1-14
・リカーズのだや
〒113-0022 東京都文京区千駄木3丁目45−8
・谷中鳥よし
〒110-0001 東京都台東区谷中3丁目14−6
・Archiship Library&Cafe
〒231-0041 神奈川県横浜市中区吉田町4−9
https://libraryandcafe.wordpress.com/
・SHIBUYA QWS (Media Ambition Tokyo会場)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目24−12渋谷スクランブルスクエア15F
[物販取り扱い店]
・和菓子薫風
(手ぬぐい)
〒113-0022 東京都文京区千駄木2丁目24−5
・good sleep baker
(しゃぼん玉セット、ステッカー「友達と」)
〒154-0017 東京都世田谷区世田谷4丁目13−20
・桑原商店
(しゃぼん玉セット、ステッカー4種、手ぬぐい)
〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目29−2
・COUZT CAFE + SHOP
(しゃぼん玉セット、ステッカー4種、手ぬぐい)
〒110-0001 東京都台東区谷中2丁目1−11
http://www.couzt.com/
ABOUT
美術家 / Artist
三木麻郁 / Maaya Miki
東京を拠点に活動。
1987年 生まれ。
2013年 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻卒業。
2015年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
この世界を構成するものへの関心が制作動機の起点にある。
それは言語だったり、人だったり、見上げた空の向こうだったり、蕾の数理だったりする。
私は世界の一端にしか触れられないことに謙虚に真摯になりたいと思う。
数式に具体的な形状を与えた「mathematics」や、言語、星座図といった記号表記をオルゴールのためのコードに変換させた「プストタに鳴る鐘」「誕生の讃歌」、3Dプリンターで作られた医療器具を用い、その開発者と共同制作した「とほくおもほゆ」(2023)などを制作。
文学、数学、天文学、音楽など異分野の研究を領域を往来しながら、既存の規則を調整し、別の装置に置換、出力する。その際のルールは、観測結果から決まることもあれば、共感覚とも言えるような、理論的説明が不可能な独自のルールによって決められることもある。ルールによって再構築された偶然的な出会いを取り込み、表出するという手段をとることが多い。固定観念からほんの少し脱輪させることで見える(感じる)風景を、様々なメディアを通して再現を重ねることで、私たちが見慣れてしまった世界の俯瞰を試みている。
継続的なプロジェクトに「誕生の讃歌」(2012~)、「3.11にシャボン玉を吹きながら歩いて家に帰る」(2012~)。
Maaya Miki
Artist
Born in Osaka on 1987. Live in Tokyo.
2013 Department of Oil painting, Musashino art university
2015 Department of Intermedia art, Graduate school of Fine arts,Tokyo university of the art
" mathematics " are sculptures made of papers that Miki gave a unique shape to a formula, " Bell Ringing in пустота (emptiness) " and " Hymn of birth " are installations that people who visit exhibitions play music boxes which have special cards exchanged star charts and language to dot code, they are the most important Miki's artworks.
She make her artworks coming and going to some fields ; literature, mathematic, astronomy and music, and exchanging stereotypical rules and conceptual manners to anything else, she approaches that another world may be in the world where we see. She always hope to think how do we get the world without the fight, relations considerate for all people and right eyes to look at the world more beautiful through her works.
Link
Instagram / facebook / You tube
Design&Illustration
https://mikimaaya.wixsite.com/mysite
Art Education
https://porque-art.tumblr.com/
Mail : maaya.miki@gmail.com
2010/08/27 HP開設
Copyright ©Maaya Miki all rights reserved
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